会社で仲のいい人がいない「ボッチ社員」社員旅行はどう乗り切る?
タイプ別「ボッチ社員」社員旅行の乗り切り方
今年も社員旅行のお知らせが配られました。社内に仲の良い人がいない「ボッチ社員」は、どうやって社員旅行を乗り切ったら良いのでしょうか。
ボッチ社員と言ってもいろいろなタイプがあると思います。積極的ボッチ社員、消極的ボッチ社員、慢性的ボッチ社員と3つのタイプ別に分けて、対策を立ててみました。
積極的ボッチ社員
「積極的ボッチ社員」とは、孤独を愛する人、周りの評価を気にしていない人を指します。自分が価値を見出さないことには参加しないし、参加しないからと非難されても気にしません。
「積極的ボッチ社員」の場合、一人でいることが苦にならないので、社員旅行に参加しても、乗り切ろうとも思わないし、ある意味強くて、堂々と生きています。社員旅行では、自分なりの楽しみを見出して過ごすでしょう。
消極的ボッチ社員
「消極的ボッチ社員」とは、人付き合いが下手で自分を出せない人のことです。会社に女性が一人しかいない、もしくは年齢の近い人がいないなど、職場環境のせいでボッチ社員に陥ってしまった人を指します。
このタイプのボッチ社員は、何とかボッチ社員から抜け出したいと思っています。
幸運なことに、社員旅行は、ボッチ社から抜け出すチャンスにあふれています。バスや電車などで席が隣になったり、宿の部屋割りで一緒になったりして、あまり親しくない人と話す機会が多くあります。
ただし、「棚ぼた」を待っていては、とてもボッチから抜け出せません。自分から話しかけるなど、積極性が求められます。旅行の世話役を引き受けるのも良い考えです。積極的に周りと接するうちに、「親切な人だ。」「あの人には、あんな面白い所があったのだ。」と見直されるかもしれません。
みんなでワイワイしている人に話しかけるのがハードルが高い場合は、同じようなボッチ社員を見つけて話しかけてみましょう。相手も同じように話しかけられるのを待っているかもしれません。
それでもうまくいかなかったら、自分は、ツアー客に紛れ込んだ一人旅と思って旅行を楽しみましょう!美しい景色や街並み、美味しいご当地スイーツ、温泉など、いくらでも楽しみはあります。
慢性的ボッチ社員
「慢性的ボッチ社員」とは、ボッチでいることが長く、諦めてしまっている人を指します。このような人には社員旅行はつらいかもしれません。行かなくて済むなら、行かない選択がベストだと思います。
しかし、どうしても行かざるを得ない場合は、次のような対策をしてみましょう。
暇つぶしのグッズを持参するどうしても参加しなければならないのなら、暇つぶしのグッズを持っていきましょう。ゲームに興じるのも良いし、読書や写生、写真などに没頭するのも良いでしょう。
微笑みを忘れずに参加する以上、いかにもつまらない態度やいやいや参加している態度、さらに愚痴ばかり言うなどの周りを不快にするような態度はタブーです。
話しかけられたり、カメラのシャッターを押すのを頼まれたりした時は、微笑みを忘れずに応じてあげましょう。
宴会はそっと席を外す宴会は、初めのうちだけ参加して、酒が回ってきたらそっと抜け出します。お酌して回っている人が多くなると、一人消えても分かりません。ロビーやホテル内のカフェでゆったりと時間を過ごして、最後だけまたそっと戻ってきましょう。
観光地巡り観光地巡りでは、こっそり別行動をします。迷子にならないように、事前に予定を決めておくのもよいですね。また、観光地近くで景色を見ながらボーとしているのも、気持ちが良いものです。迷惑をかけないように、バスや電車の発車時刻までに帰ってきましょう。
ホテルの部屋個室や2人部屋では問題ありませんが、大部屋の時はボッチだと目立ってしまいます。ホテルの部屋にいないように、お風呂に行ったり、ゲームセンターや喫茶店でくつろいだり、宿の周りを散策したりして時間をつぶします。
開き直ってあるいは、社員旅行も仕事の一部と、開き直って参加するのも有効です。写真が趣味ならみんなのスナップを撮ってあげるといいです。後で皆に配って感謝されたり、広報の素材になったりします。
どんなボッチ社員旅行にするのかは、あなた次第です。無理をせず自分の心に正直に、対策を考えてください。
(画像は写真ACより)