社会人としての基本!社員旅行はあらゆる面で「自己管理」を
集団行動中は、思わぬトラブルに気をつけたい
社外の施設にて、合宿形式で研修が行われる場合、社員旅行の形をとって集団行動をすることになります。
普段とは異なる環境で研修を受けるため、ほとんどの参加者は、緊張感を持って研修に参加すると思いますが、集団行動に慣れていないこともあり、思わぬトラブルが発生する場合があります。
社員旅行でトラブルを起こさないためにも、研修中の注意点についてみていくことにしましょう。
持ち物や貴重品はしっかり管理
社員旅行中に気をつけたいことは、持ち物の管理を確実に行うことです。
社員旅行の持ち物としては、研修を受けるために必要なノートや筆記用具のほか、着替えや洗面用具などがあります。
社員旅行中は集団で行動するため、自分が持ってきた道具を何らかの理由で置き忘れてしまうと、気がつかないうちになくなってしまうことも考えられます。「自分の道具は自分で管理する」という意識を持ちましょう。
また、特に気をつけたいのが貴重品の管理です。社員旅行中に貴重品を紛失してしまうと、貴重品を紛失した本人が困ってしまうだけではなく、社員旅行に参加した人たちに対しても心配を掛けてしまうことになり、研修に集中できなくなってしまいます。
社員旅行に参加する場合、貴重品は自己管理が基本です。常に自分で保管するか、必要に応じて、研修施設に備え付けの貴重品ロッカーを利用しましょう。そのほか、社員旅行の研修には、必要以上のお金を持っていかない、ということも大切です。
自由時間も、時間配分を忘れずに
また、社員旅行先の研修では、適切な時間管理を心がけましょう。特に気を配りたいのが、自由時間中の時間配分です。
研修中は、決められたタイムスケジュールで動いていますが、小休憩の時間や食事休憩、また、研修が終了した夜の時間帯は、自由な時間帯となります。
小休憩や食事休憩の時間帯は、限られた時間ではあるもの、研修から離れられることもあり、参加者同士の雑談で盛り上がってしまうことがあります。
このときに気をつけたいことは、研修が始まるギリギリのタイミングで着席するのではなく、研修が始まる3~5分ほど前には着席しておくことです。社会人は時間厳守が基本ですので、余裕を持って席に戻りましょう。
合宿形式の研修であれば、夜の時間帯が自由時間となります。夜は、日中の研修から解放される時間帯ということもあり、つい、夜遅くまで起きていたいと考えがちです。
しかし、研修中は翌朝の起床時間が早いこともあり、夜の時間帯にだらだらと過ごすのは控えたいところです。気の趣くままに自由時間を過ごすのではなく、次の予定も考えながら自由時間を過ごしましょう。
社員旅行に参加するなら、万全な体調で
そのほか、社員旅行に参加するにあたって気をつけたいことは、体調管理です。
毎日遅くまでの勤務や、日々の天候の変化などもあり、知らず知らずのうちに体調を崩してしまうこともありますが、社会人としては、体調管理に気を配ることが基本となります。
社員旅行に参加する前に体調を崩すことは避けたいですが、特に避けたいのは、社員旅行の途中に体調を崩してしまうことです。
例えば、社員旅行中に風邪を引いてしまうと、他の参加者にも風邪をうつしてしまう可能性があり、他の参加者に迷惑を掛けてしまうことにもなりかねません。
体調を崩さないための対策としては、睡眠を十分に確保することがあげられます。例えば、風邪気味のとき、薬を飲んで治す方法もありますが、早く眠ったら翌朝には風邪の症状が落ち着いた、という経験はないでしょうか。
毎日が忙しく、なかなか睡眠時間を確保できないかもしれませんが、せめて、社員旅行の前日は早めに眠って、翌日に備えましょう。
社会人なら、自分のことは自分で管理する「自己管理」ができて当たり前といえます。社員旅行中の無用なトラブルを避けるためにも、自己管理を徹底したいですね。
(画像は写真ACより)