幹事に求められる責任感!幹事だからこそ得られる達成感!
社員研修の幹事は、業務が多く何かと大変!
社内で行われる研修の幹事を任された場合、研修内容を企画したり、日程や参加対象者を決めたりなど、研修に向けてさまざまな業務を進めなければなりません。
もし、研修を社外の施設で研修を行う場合は、社員旅行という形で研修を実施しなければならないため、施設の予約や移動手段の確保、また、宿泊を伴う場合は宿泊先の確保など、多様な業務を行う必要があります。
幹事は大きな責任を負うものの、無事に終了した場合は、達成感もひとしおでしょう。
研修における幹事の業務とは?
社員研修の幹事は、研修の実施に向けてさまざまな業務を行う必要があります。
始めに幹事が行うことは、研修の内容を決めることです。社内の課題や問題点をピックアップし、それらの問題が解決できるような研修内容としなければなりません。
また、研修内容が決まったら、研修の参加対象者を決めたり、日程、会場を決めたりするほかにも、研修の講師も決める必要があります。
そのほかにも、研修内容の告知や対象者への連絡、研修に向けた書類の作成など、さまざまな業務を行わなければなりません。
上記は、社内で研修が行われる場合に、幹事が行う作業ですが、社外で研修を行う場合は、これら以外にも業務が発生します。
例えば、研修施設の確保と予約や、研修施設までの移動手段の確保があります。また、研修が合宿形式で行われる場合は、宿泊施設付きの研修施設を予約しなければなりません。さらに、研修終了後の夜に懇親会を行う場合には、懇親会の段取りも行う必要があります。
社内で研修を実施するだけでも、多くの業務を処理しなければなりませんが、社外で研修を行う場合は、さらに多くの業務を行わなければならないのです。
「なぜこの研修を行うのか」という目的を改めて確認
このように、社員旅行の形で実施される研修で幹事を担当すると、あまりの作業量の多さに労力がかかり、毎日の業務に支障が出てしまう、と感じることがあるかもしれませんね。
そのようなときは、「なぜ、この研修を行うのか」という目的を改めて確認してみてはいかがでしょうか。
例えば、入社5年程度の社員を対象とした「中堅社員研修」を実施するとしましょう。
中堅社員研修を行う理由としては、リーダーとして通用する社員を育成することが主な目的となりますが、そのほかにも、部署の垣根を越えた研修を行うことでお互いに刺激を受け、業務に対するモチベーションを高めることなどが考えられます。
この場合、研修を行う目的としては、「リーダーとしての人材を増やすこと」となりますが、リーダーとして積極的に、そして自発的に行動する社員が増えれば、社内のさらなる活性化が期待できるのではないでしょうか。
幹事のつらさは理解できますが、幹事が責任感を持って社員旅行を通じた研修を実施すれば、研修を通じた成果が徐々に社内に浸透していくことでしょう。
幹事として、そのようなビジョンが持てれば、幹事の業務を前向きな気持ちで取り組みやすくなります。
無事に研修が終了すれば、達成感が得られる
社員旅行を通じた研修の幹事としては、研修前の事前準備が重要となりますが、それと同時に、研修当日の運営を無事に進めることもまた重要です。
研修当日の運営がうまくいくかどうかは、研修に向けた事前準備が念入りに行われているかどうかにかかっています。また、宿泊を伴う研修の場合、幹事としては研修最終日まで気が抜けない状態となります。
しかし、研修当日まで念入りな準備を行い、研修当日にとどこおりなく研修を進められれば、研修が終了した時点で、開放感や達成感が得られることでしょう。長い間の苦労が報われた、と感じるのも、まさにこのタイミングです。
細かい点まで見れば、研修の運営において、反省すべき点はあるものですが、反省点は次回に活かす、という前向きな考え方も大切でしょう。
社員旅行を通じた研修の幹事は、作業量がとても多く、困難に感じがちですが、研修終了後の達成感とともに、一回りも二回りも成長が見込めるのではないでしょうか。
(画像は写真ACより)